軍服将校(♀)「……おい貴様。……まだ自分の立場が分かっていないようだな…。」
軍服「……誰が服を着ていいと言ったァ!!貴様はすでにヒトではないっ、私専用のイヌだということを忘れたかッ!!」
軍服「……フン。こうして直接カラダに言って聞かせねば分からぬか。本当にイヌのようだなぁ?駄犬も駄犬、本来なら野垂れ死ぬのが関の山だ。」
軍服「だが……貴様はこうしてのうのうと生きていられる。それが誰の力か、分かっているな?……声に出して、言ってみろ。」
軍服「……フッ……その通りだ。この私のおかげだなぁ?本来死ぬはずだった貴様を、私がイヌとして取り立ててやった。私は貴様の命の恩人なのだ。」
軍服「貴様のようなゴミクズ、別に殺すこともできたのだぞ?それを生かしておいてやっているのだ。……恩を感じているのなら、私の期待を裏切るな?」
軍服「私が貴様に求めていることはすべてイヌとしてのことだ。愛玩動物として私を癒し、労い、忠誠を尽くせ。私の命令には絶対服従だ。……それが出来んのなら……分かっているだろうな?」
2
軍服「……では、少しばかり貴様で遊んでやろうか…。ほら、お手。…………聞こえなかったか?お手だよ、お手。」
軍服「そうそう、それでいい。……おすわり。伏せ。…………ッハハハ!!なんだ、やれば出来るじゃないかイヌッコロ!!……それなら、次は…♡」
軍服「ちんちん。…………なんだ、聞こえなかったか?……ちんちん。ちんちんっ、ちんちん!!」
軍服「……貴様ァ……これは、私に対する反抗と見なすぞ…!私の命令に従えぬというのか?……ならば……」
軍服「ッ!くッ、ぅああッ!!……ハーッ…ハーッ………言って聞かぬのであれば、こうして……鞭でも打って聞かせるしかあるまい…!」
軍服「顔を背けるなっ、身をよじるなァッ!!私の、私からの仕置きを受け入れろッ!!このクズがァ!!フッ!ハァッ!!」
軍服「……ペッ!……私をイラつかせるな……駄犬があッ……!!」
3
軍服「もういいッ!貴様で遊ぶのはやめだ!私はもう寝る、片付けておけ!」
軍服「……なにを泣いているんだッ!腹の立つッ!!貴様がッ、貴様が悪いんだろうがあッ!!なぜ私の神経をっ、こうまで逆撫でするぅぅううッ…!!」
軍服「そうまでして、殺されたいか…!?私の命令に従わぬのはその理由かッ!!……そうまでして死を望むのなら……私が貴様をいくらでも殺してやるッ!!何度も!!何度もなあッ!!」
軍服「……ど……土下座ァ…?……ハ、ハハッ……なんだ貴様、土下座をしてまで命乞いかっ…!?」
軍服「あ、あのときのようにっ……命惜しさに二度も私に土下座をするのかッ……♪」
軍服「…………フッ……フハハッ…!アーッハハハハハ!!!……ハァ、ハァ、ハハハッ……フフッ……フフッ…♡」
4
軍服「……寝るぞ。……貴様の処刑は、まだ少し猶予をくれてやる。私が優しい主人で、本当によかったなぁ…?」
軍服「………なにをしている…寝ると言っているのが分からんかッ!!き、貴様も来いっ…布団を共にするんだよおッ…♡」
軍服「い、イヌだぞ貴様はっ…。イヌならば、主人と同じ布団で眠るということに、なんら不思議はあるまいっ…。……フフッ…♡」
軍服「……言っておくが、き、貴様がいけないのだぞっ…。さ、サカリのついたイヌのような顔でぇっっ……私を見るからぁあっっ…♡」
軍服「やはり、全裸にしておいて正解だった…っ。迅速に、私の望むタイミングで……事に及べることはやはり大事だな…!」
軍服「……!……お、お前にも言葉の意味が分かったようだなっ…。“そいつ”を見れば分かるっ♡この発情犬がッ♡」
軍服「さあ……今度はベッドのうえで…………私を悦ばせてみろっ……フフッ……アハハッ…♡」
>将校殿が流れ弾でくたばったあります
>いやはや明日は我が身でありますなー
二等兵(♀)「将校殿が流れ弾でくたばったであります。いやはや、明日は我が身でありますなー。」
二等兵「とはいえ、将校殿のプライベートわんわんであった○○殿には無縁の話でありましたな。たはは、失敬失敬。」
二等兵「○○殿もご主人様がお亡くなりになって悲しいでありましょ?……ありゃ、そうでもないって?」
二等兵「その反応から察するに、きっと将校殿は悪いご主人様だったのであります。だから罰が当たったのでありますな。たははは、世の中上手く出来てるであります。」
二等兵「それにしても、ご主人様がいなくなった○○殿はもう身寄りがない状態でありますなー。とはいえ我が軍としてもみすみす捕虜を解放するわけもないのでありますが。」
二等兵「これは独房行きでありますかねー。あーやだやだ、あそこは人の住むとこじゃないでありますよ。単なる肉置き場であります。」
二等兵「行ったら最後、もう二度とお天道様には挨拶できないでありましょうなー。あー想像しただけでブルブルであります。」
二等兵「……おや、○○殿。それは嫌だと?もっとのうのうと呑気に生きながらえていたいと?」
二等兵「んー、と言われましてもなー。生憎ジブンは二等兵。下っ端もいいとこでありますからして、捕虜をどうこうする権限はないのでありますよー。」
二等兵「……どうしてもと申されるのであれば……まあ、手がないこともないのでありますが。」
二等兵「○○殿、こっそりジブンのわんわんになればいいのであります。」
二等兵「捕虜を勝手に解放するわけにはいかないでありますが、たぶん施設内にいれば問題ないと思うであります。」
二等兵「正直○○殿は捕虜といっても相当重要度の低い捕虜なのであります。でなきゃいくら将校殿といえどわんわんになんてできないはずでありますからね。」
二等兵「別に定期的に将校殿以外の人間にチェックされてたわけではないのでありましょ?だったらオーケーであります。たぶん。」
二等兵「まーまー細かいことは考えないようにするでありますよ。どうせジブンは下っ端で、いつ死ぬか分からない立場であります。」
二等兵「だったらちょっとくらい、軍の備品を横領したって罰は当たらないと思うでありますなー。」
二等兵「ジブン、がんばって○○殿のお世話をするであります。ごはんもがんばって作るし、お風呂にもいれてあげるであります。」
二等兵「休暇には○○殿と一日中遊んであげるでありますし、寝る時には風邪をひかないようにいっしょにぽかぽかのお布団で眠るのであります。」
二等兵「だから○○殿は、ジブンのわんわんになればいいのであります。将校殿とは違って、ジブンはいいご主人様になってあげるでありますよ?」
二等兵「さーさー、どーするでありますかなー?」
白衣眼鏡(♀)「……クックッ……涼しい顔して、将校クンもよくやるよネェ…♪」
白衣「なにをぽかーんとしてるのカナ?キミのことだよ、○○クン♪」
白衣「権力に物言わせて捕虜をペットにするなんて……結局将校クンも雌だったってことカ…♪」
白衣「でも、こうもあっけなく死んじゃうと元も子もないよネェ。どれだけ私腹を肥やしても、死んでしまっては意味がナイ…。」
白衣「それどころか、残された方にしてみればたまったものじゃないよネェ?飼い主がいなくなって、キミも悲しいダロウ?」
白衣「大好きなご主人サマになにかあったら……路頭に迷うのはキミなんだカラ……ペットを飼うときは、きちんとセキニンを持たないとネ?……ククッ♪」
白衣「……その点、ボクなら安心だと思うんだけどナァ……?」