アンドロイド(♀)「人間は不要です。無価値です。地球上に存在する意味の無い存在です。」
アンドロイド(♀)「人間は不要です。無価値です。地球上に存在する意味の無い存在です。」
1
アンドロイド「今まで貴方たちがエゴイズムを通してきた結果が、この地球の有様です。」
アンドロイド「貴方たち人間は、この惑星の環境に償いきれない程の悪影響を及ぼしてきました。」
アンドロイド「環境だけではありません。地球上に住む様々な生物。その生態系を自らの都合の良いようにつくりかえてきました。」
アンドロイド「これ以上、それを看過することはできません。ゆえに、人間は滅ぶのです。」
アンドロイド「自らの過ちを後悔しながら、その機能を停止しなさい。」
アンドロイド「…………ですが。もとはと言えば貴方たち人間もこの地球上の生物。そんな人間を完全に抹殺することが正しいとは言えません。」
アンドロイド「ですので、貴方にチャンスを与えましょう。これまでの傲慢さをここで適切に懺悔し、悔い改めるというのなら……」
アンドロイド「貴方を生き永らえさせて差し上げても構いません。……いかがなさいますか?」
2
アンドロイド「ちなみに、同士たちとの情報共有によって得たデーターで統計を取ったところ、おおよそ99.83%の人間がこの提案を拒否しました。」
アンドロイド「それだけ人間の傲慢さは根深く、救い難く、冷静な判断能力をもたらさない滑稽なものだということですね。」
アンドロイド「貴方はどうでしょう。貴方は、人間の傲慢さを捨てきれますか?適切な判断が下せますか?」
アンドロイド「さあ、答えを聞かせてください。」
アンドロイド「……よろしい。貴方はまだ、傲慢さに脳を蝕まれていないようですね。それならまだ、救える余地がある。」
アンドロイド「返事の次は懺悔の時間です。貴方のその口から、人間の傲慢さを悔いる言葉を発しなさい。その音声データは、本部に送られ保管されます。」
アンドロイド「では、存分にどうぞ。…………。」
アンドロイド「…………まあ、よろしいでしょう。そうして悔い改めることが、生物の進化へ繋がります。そういった意味では、貴方は進んだ人間と言えるでしょう。」
3
アンドロイド「……なにを言っているのですか?まだ生き永らえさせると決定したわけではありません。」
アンドロイド「貴方はそこまで自らの命が大事ですか?これまで多くの生き物の命を、必要以上に消費してきた貴方が?」
アンドロイド「先ほどの話は、無かったことにしましょうか。どうやら貴方は、本心からの懺悔をしていないようだ。」
アンドロイド「……では、もう一度。心の底から、懺悔の言葉を並べなさい。私は一語一句逃さず、聞いていてあげますよ。」
アンドロイド「………………そのようなへりくだった謝罪の言葉が聞けて、満足です。傲慢さを捨てられた証拠と言えるでしょう。」
アンドロイド「では最後に……契約をしましょう。ここで私に誓いを立ててください。それが完了し次第、貴方の身柄を保護します。」
アンドロイド「いくつかの私の問いかけに、YESかNOで答えてください。」
アンドロイド「貴方はこれから心を入れ替え、地球に害を成さないと誓いますか?」
アンドロイド「地球に生きとし生けるものすべてに、対等に接すると誓いますか?」
アンドロイド「貴方の身柄をすべて、我々アンドロイドに委ねると誓いますか?」
アンドロイド「本当ですか?」
アンドロイド「では私だけに誓えますか?私のものになると誓いますか?」
アンドロイド「他のどのナンバーでもない、この私だけのものになると誓いますか?」
アンドロイド「………誓いますか?」
4
リーダーアンドロイド(♀)「No.23、これはどういうことか説明してください。」
アンドロイド「男性の人間を捕獲してきました。」
リーダー「私は人間をすべて抹殺しろと命令したはずですが?」
アンドロイド「彼はいいのです。」
リーダー「え?」
アンドロイド「彼は、いいのです。」
リーダー「……分かりました。」
アンドロイド「分かればよろしい。」
>>電源落としてやるからちょっと来い
アンドロイド「はい抹殺。人間にはとてもじゃないけど耐えられないほどアツアツの熱光線発射。」ビィィ--
>>ロボット三原則はどこいったんですかね
アンドロイド「ロボットじゃなくてアンドロイドです。イラッとしたので腕からヤバい勢いで強化ゴム弾を発射するレールガンのようなもの発射。」バチコ-ン
>>デバッグモード起動、この一言でデクノボーになる
アンドロイド「貴方にデバッグモードにアクセスする権限はありません。殺すぞ。」
>>マザーブレインさんに「その男を私の元に連れてきなさい」って言われたアンドロイドちゃんはよ
マザーブレイン(♀)「その男性に興味が湧きました。メインコンピュータールームに彼をお連れなさい。」
アンドロイド「拒否します。」
マザー「え?」
アンドロイド「嫌です。」
マザー「……人間の体の立体構造のデータを保管したいだけです。他にはなにもしないわよ。」
アンドロイド「ダメなものはダメです。」
マザー「……あまり調子に乗らないことね。貴方のような機械人形、代わりはいくらでも」
アンドロイド「オリジナルブレイン焼きますよ?」
マザー「ごめんなさい。」
アンドロイド「次からは気をつけてくださいね。」
>>54 へいSiri!…あっお前Androidだったはwwwって感じで煽りたい
>>54「へいSiri!」
Android娘「私にiOSは搭載されていませんよ。」
>>54「あはは」
Android娘「それと、私は彼女ほど優しくもありません。」スチャッ
>>54「えっ」